2020-04

おうちで映像・音響室の資料を見てみよう!

昭和館では、4月25日から5月6日までステイホーム週間特別企画として、映像・音響室が所蔵する資料から順次クイズを出題いたします。ご自宅で推測して答えを考えてみてださい。
※回答は出題の翌日、追記掲載します。



この写真は昭和20年(1945)の終戦直後、日本国内のとある鉄道駅を撮影したものです。あわただしく行き交う人びと、買い出しの行き帰りなのか、大きなリュックを背負った人も写り込んでいます。さて、こちらの写真はどちらの駅で撮られたものでしょうか。

009754
(米国立公文書館蔵)


(4月30日、回答を追記しました)
北海道札幌市の札幌駅南口を撮影したものです。札幌に初めて駅が開業したのは明治13年(1880)、小樽を結ぶ路線でした。その後、機関車の煤煙が吹き込んだ火事で焼失するなどあり、この写真に写る駅舎は3代目で、明治41年に建設、昭和27年まで使用されたものです。
戦中の札幌は、空襲による大きな被害は無かったものの、戦後しばらくは大通公園や道庁の庭も畑として使われるなど、深刻な食糧不足が続きました。札幌駅は、富良野など農村部への買い出し客や復員兵でごった返し、無蓋車(屋根の無い貨車)に客を乗せて運行していました。写真撮影に目もくれず行き交う人びとから、当時の窮状が伝わってきます。
現在の札幌駅は5代目となり、昭和63年に開業。外観デザインに3代目の洋風建築のディテールや温かみのある色彩などのイメージが取り入れられました。その後も周辺では開発がすすみ、38階建てのJRタワーの開業や、札幌駅と大通公園をつなぐ地下歩行空間も整備されています。令和12年(2030)に計画されている北海道新幹線の札幌延伸時には、南口付近に新たな駅ビルと新幹線用のホームが設けられる予定となっています。
3代目の札幌駅は、「北海道開拓の村」に再現展示されています。

現在の札幌駅
(現在の札幌駅南口)


スポンサーサイト



おうちで映像・音響室の資料を見てみよう!

昭和館では、4月25日から5月6日までステイホーム週間特別企画として、映像・音響室が所蔵する資料から順次クイズを出題いたします。ご自宅で推測して答えを考えてみてださい。
※回答は出題の翌日、追記で掲載します。



この写真は、戦後間もない昭和23年(1948)4月に撮影されたものです。江戸時代から知られる桜の名所で、奈良の吉野山から移植された桜が咲き誇っています。現在も桜が楽しめるスポットです。さて、この桜のお花見の写真はどこで撮られたものでしょうか。

010362
(米国立公文書館蔵)


(4月28日、回答を追記しました)
東京都台東区の上野公園で撮影されたものです。左奥に東京国立博物館(本館)が見えることから、現在の大噴水周辺から撮影されたものと思われます。
上野の寛永寺を創建した天海僧正が、今から約400年前に奈良県吉野山から桜を移植させ、以来、桜の名所になったとされています。また江戸時代までこの場所は寛永寺の境内でしたが、明治6年(1873)に芝・浅草・深川・飛鳥山とともに日本初の公園に指定されました。
昔から桜は日本人にとってなじみ深いもので、和歌や俳句でも詠まれるほか、写真にも多くおさめられてきました。戦後の困窮したくらしの中でも、満開の桜は人びとのこころを癒してくれたことでしょう。映像・音響室にも桜とともに撮影された写真の所蔵が多くございます。昭和館2階のひろばで開催する春の写真展でも、これまで度々ご紹介いたしました。
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、上野公園を含め各所で花見が中止となりましたが、来年は心置き無く美しい桜を見られるといいですね。

おうちで映像・音響室の資料を見てみよう!

昭和館では、4月25日から5月6日までステイホーム週間特別企画として、映像・音響室が所蔵する資料から順次クイズを出題いたします。ご自宅で推測して答えを考えてみてださい。
※回答は出題の翌日、追記で掲載します。



この写真は、昭和25年(1950)に撮影されたものです。一家のうしろには、アメリカの歴代大統領の胸像が。テレビの旅番組や映画など、一度は見たことのある風景です。さて、こちらの写真はどこで撮られたものでしょうか。

クイズ①
(米国立公文書館蔵)


(4月26日、回答を追記しました)
兵庫県西宮市の西宮北口駅周辺で開催された「アメリカ博覧会」で撮影したものです。
アメリカ博覧会は昭和25年(1950)3月18日から6月11日まで開催され、「観光パノラマ」のパビリオン内ではアメリカ合衆国の名所がミニチュアで再現展示されました。この写真はラシュモア山国立記念公園の風景を再現したもので、ナイアガラの滝やグランド・キャニオン、ニューヨークやサンフランシスコ、シカゴなど大都会の街並みなども展示され、アメリカ一周旅行の気分が味わえる内容になっていました。
観光パノラマの展示以外では、野外劇場でサーカスやアメリカの歴史を紹介する演劇が開かれ、宝塚歌劇団がステージに立つこともあったそうです。また、テレビ放映、自動車や家電といったアメリカの最新技術も展示されました。
会場は、阪急スタジアムを中心とする第一会場と、阪急電鉄今津線を挟んだ第二会場に分かれていていました。跡地は現在、ショッピングモール(第一会場)や高層マンション群 (第二会場)となっています。
終戦から5年。占領下の日本、海外旅行もままならない時代、この写真に写る一家にとって、まだ見ぬアメリカの世界はどのように映ったのでしょうか。

«  | ホーム |  »

プロフィール

昭和館ブログ

Author:昭和館ブログ
昭和館の最新情報をお知らせします

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

新着情報 (12)
イベント (24)
特別企画展 (20)
巡回特別企画展 (6)
紙芝居定期上演会 (12)
ニュースシアター (281)
資料公開コーナー (10)
写真展 (18)
休館・開館 (4)
図書室 (212)
未分類 (38)
映像・音響室 (34)
あいさつ (1)
募集 (4)
語り部 (6)

QRコード

QR