おうちで映像・音響室の資料を見てみよう!
昭和館では、4月25日から5月6日までステイホーム週間特別企画として、映像・音響室が所蔵する資料から順次クイズを出題いたします。ご自宅で推測して答えを考えてみてださい。
※解答は出題の翌日、追記で掲載します。
白い大きなアジア風の建物の前に多くの人びとが集まっています。大勢の人びとの中には大きな白象の像が目立ち、小さな子どもたちがその像を引いて歩いている場面です。さて、どこで撮られたものでしょうか。
(米国立公文書館蔵)
(5月2日、解答を追記しました)
昭和22年(1947)4月に東京都中央区の築地本願寺の前で撮影されたものです。この写真は灌仏会(かんぶつえ)の「はなまつり」の光景です。
灌仏会とはお釈迦様の誕生日を祝う仏教行事で、一般的には「はなまつり」と呼ばれています。「はなまつり」では、生母の摩耶夫人が白い象を夢にみて懐妊しお釈迦様が誕生したとされていることから、白い象が登場し、その像を引いて練り歩く稚児行列を行うところもあります。そして境内の花御堂では安置した誕生仏像に柄杓で甘茶を掛けてお祝いをします。
近年の「はなまつり」は幼稚園や学校、地域の行事として行われることもあり、多くの人びとに浸透したお祭りとなっています。築地本願寺で開催される「はなまつり」では露店が並び、ステージショーや警察署、消防署の体験コーナー等さまざまなイベントが催され、例年にぎわいを集めています。今年は残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、「はなまつり」のイベントも中止となりました。
背景の建物は築地本願寺(京都の西本願寺を本山とする浄土真宗の寺)の本堂です。昭和9年にこの地で再建され、建築史家の伊東忠太博士の設計によるインド等のアジアの古代仏教建築を模した建物で、平成26年(2014)には国の重要文化財に指定されています。
※解答は出題の翌日、追記で掲載します。
白い大きなアジア風の建物の前に多くの人びとが集まっています。大勢の人びとの中には大きな白象の像が目立ち、小さな子どもたちがその像を引いて歩いている場面です。さて、どこで撮られたものでしょうか。
(米国立公文書館蔵)
(5月2日、解答を追記しました)
昭和22年(1947)4月に東京都中央区の築地本願寺の前で撮影されたものです。この写真は灌仏会(かんぶつえ)の「はなまつり」の光景です。
灌仏会とはお釈迦様の誕生日を祝う仏教行事で、一般的には「はなまつり」と呼ばれています。「はなまつり」では、生母の摩耶夫人が白い象を夢にみて懐妊しお釈迦様が誕生したとされていることから、白い象が登場し、その像を引いて練り歩く稚児行列を行うところもあります。そして境内の花御堂では安置した誕生仏像に柄杓で甘茶を掛けてお祝いをします。
近年の「はなまつり」は幼稚園や学校、地域の行事として行われることもあり、多くの人びとに浸透したお祭りとなっています。築地本願寺で開催される「はなまつり」では露店が並び、ステージショーや警察署、消防署の体験コーナー等さまざまなイベントが催され、例年にぎわいを集めています。今年は残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、「はなまつり」のイベントも中止となりました。
背景の建物は築地本願寺(京都の西本願寺を本山とする浄土真宗の寺)の本堂です。昭和9年にこの地で再建され、建築史家の伊東忠太博士の設計によるインド等のアジアの古代仏教建築を模した建物で、平成26年(2014)には国の重要文化財に指定されています。
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