2023-11

おうちで映像・音響室の資料を見てみよう!

昭和館では、4月29日から5月8日までゴールデンウィーク特別企画として、映像・音響室が所蔵する資料から順次クイズを出題いたします。ご自宅で推測して答えを考えてみてださい。
※解答は出題の翌日、追記で掲載します。


昭和館ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
クイズ記事、お楽しみいただけているでしょうか?
本日は映像資料からの出題です。ぜひ挑戦してみてください!

この映像は、昭和20年(1945)9月2日、
東京湾に浮かぶ戦艦ミズーリ号で行われた降伏調印式を撮影したものです。

問題のシーンは3:00頃から始まります。


(米国立公文書館提供)

日本、連合国軍が署名し、無事に終えられるかと思いきや……。
降伏文書を囲んで、日本側とアメリカ側が何やら話し合いを始めています。
実はこの時、降伏文書に「ミス」が発覚しました。
日本側はそのミスに対して異議を申し立てているのです。

さて、降伏文書の「ミス」とはどのようなミスだったのでしょうか?

ヒント!おそらく、誰でも一度はやってしまったことがあるようなミスです。



(5月4日、解答を追記しました)

正解は…
「記入ミス」
です!

降伏文書への署名は、日本のあと、連合国がアメリカを先頭に中国、イギリス、ソ連、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランドの順で各国の代表が署名していきました。


(ユナイテッド・ニュース記録映像 米国立公文書館提供)

こちらの映像を見ても、署名がつつがなく進んでいる様子がうかがえます…。

が!カナダの代表が自国の署名欄ではなく、一つ下のフランスの欄に署名してしまっていたのです!次に署名したフランスはその一つ下に署名しました。
そのようにしてカナダ以下、国名と署名がひとつずつズレた文書ができあがってしまったのです。

文書も取り交わし、式も無事に終わろうかとする時に、連合国軍側がこの記入ミスを指摘します。そして、問題の異議申し立てシーンになるのです。

アメリカのサザランド参謀長に、日本側は終戦連絡中央事務局長官の岡崎勝男が、重光葵外務大臣と相談しながら交渉にあたっています。
天皇から全権を任されてこの場に臨んでいる重光外相としては、署名があるとはいえ、国名と署名が違っている文書を取り交わすことは本意ではなかったのでしょう。

サザランド参謀長は「敗戦国ならこれでも良いではないか」というようなことを言ったと伝えられています。

結局、国名を訂正し、それをもって降伏文書は完成しました。
交渉の後に、サザランド参謀長が降伏文書に何か記入しているのは国名の書き換えというわけです。

昭和館が所蔵する米国立公文書館提供の映像では、9月2日の朝から、調印式が終わり日本代表団がミズーリ号を出るまでが見られます。

ぜひ、昭和館の映像・音響室にて、この歴史的出来事と「記入ミス」が発覚した瞬間の映像をご覧になってください!
※今般、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発令されたことに伴い、
  令和3年4月25日(日)から令和3年5月11日(火)まで臨時休館することになりました。
  詳細については昭和館のホームページをご確認ください。

また、国名が訂正された降伏文書は外務省外交史料館に所蔵されています。
外務省外交史料館:https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/index.html

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